HOME> 本誌情報> 第五号
 

【タイトル題字】平田弘史
【表紙イラスト】村上もとか
【奥付イラスト】タミオー
【装丁・デザイン】山下寮

【マンガ作品】
『パピリオと死体泥棒』おがわさとし 作品紹介
『東京の夏』ムライ 作品紹介
『さよなら三角』ほし埜 作品紹介
『砂漠に咲く一輪の美しい花』鬼山龍宿(りゅうど) 作品紹介
『とりに記憶がなく・うおも覚えていない』熊小襲(ユウ ショウシュウ) 作品紹介
『穴』アニュウリズム 作品紹介
『地球宝石』神田森莉 作品紹介
『宇宙戦艦ヤマト2199薄い本』田中圭一 作品紹介
『S・N・S−そーしゃる・ねっとわーきんぐ・さーびす-』山崎高生 作品紹介
『ズガンッ』あらむきちの 作品紹介
『特霊警備員のススメ』オバタたばお 作品紹介
『関係のない町』山本健太郎 作品紹介
『Ophelia』さそうあきら 作品紹介
『創世記第四章』ひさうちみちお 作品紹介
『彼方』モサパサ 作品紹介
『繭』榛村駒鳥 作品紹介
『それはただの先輩のチンコ・其の二「チン友」』阿部洋一 作品紹介
『晩秋』もぷ子 作品紹介

【巻頭特集】
『軍艦アパート』 廃墟探索部(稲葉渉・成宮澪)

【特別ロングインタビュー】
『映画監督林海象VS元フランス外人部隊』 構成:呉塵罡(ゴジンカン)

【特別収録】
『私立探偵 濱マイク』第四弾 プロット『血と薔薇』 林海象

【小説】
『二四人の山形教授』 禁野真(イラスト:ヒノデエイジュン)

【エッセイ】
『映画日記』(イラスト) 山本健太郎
『男の写真』 山本健太郎
 

2013年12月発刊
本体価格1200円
(A5版本文310ページ)
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おがわさとし『パピリオと死体泥棒』

山パピリオは、もう死んだよ。  丸眼鏡、痩せたコートの男が、もちらに目を合わせて、そう言った。  おがわさとし氏の同人誌「パピリオ」でとても印象に残るワンシーンです。  そしていま、総合マンガ誌キッチュにして掲載の三回目、本格連載の第一話『パピリオと死体泥棒』が第五号に登場!!

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ムライ『東京の夏』

束を持って・・・ ムライ氏の描き下ろし短編『東京の夏』― そこには毒々しくも甘い蜜が、叙情あるいは版画のような絵画によって構築された安全地帯に内包される、不思議な世界がある。

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ほし埜『さよなら三角』

マスターはとても魅力のある言葉である。 それを料理または掃除など日常の一部として分類されるジャンルに付け加えることによって、人はより気軽に数多くの試練を乗り越えた先に存在する「ある」境界に到達したような擬似体験ができ、ヨガあるいはカンフーという、半非日常的なソレの後に加えるけると、なおさらのこと。

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鬼山龍宿(りゅうど)『砂漠に咲く一輪の美しい花』

ちょうど冬の手前、暖房なしの室内でも体が止まってしまうのではないかという考え方が頭に浮かぶほど十分の寒さである、が、それと同じように、真夏の暑さにも耐え難いものがあるわけで…  つまりサバイバルの話であります。

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熊小襲(ユウ ショウシュウ)『とりに記憶がなく・うおも覚えていない』

時間もあの時のままで止まっている・・・ 忘れたいこと。 忘れなられないこと。 それは生きるということ・・・ 作者の熊小襲さんとは、本人より先に作品との出会いでした。

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アニュウリズム『穴』

覗く、その先は…? アニュウリズム氏の短編作品『穴』です。 かつては、ある即売会で氏の作品と出会ったで、一瞬にして氏が描く不思議な少女の瞳のトリコになってしまい、即座、原稿を依頼させていただいたわけです。

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神田森莉『地球宝石』

衝撃!砂人間に、キノコ人間、脳みそにねじり込むネジそしてハムスターの学園生活…初めて、アレとアレとアレを読んだときは衝撃でした。 ビジュアルか、発想か、ストーリー展開なのかそれともキャラクターなのか……なにが衝撃なのかというと、全てが衝撃でした。 衝撃の果、その発信源、そこには、少女ホラー漫画家、神田森莉氏の作品がありました…!!

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田中圭一『宇宙戦艦ヤマト2199薄い本』

元気なゲールは、なんとも愛しい・・・! ギャグ漫画家の重鎮、パロディーマンガの達人、田中圭一氏の愛情あふれる超・コメディ『宇宙戦艦ヤマト2199薄い本』であります! 嘗ては「驚くべき」アジアの俳優のハリウッド映画出演は、グロバール化した今現在こそ珍しい現象とは言えまいが、漫画の世界では異なる巨匠による異なるキャラクターが一つの作品で共演することは、公式の場合、それほど頻繁に行われるわけではないと思っています。 これをアレンジの題材にしたのは、単に私は酒好きのと、『聊斎志異』のなかでは有名で分かりやすい小説だったのが原因と言えよう。

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山崎高生『S・N・S−そーしゃる・ねっとわーきんぐ・さーびす-』

明治24年、ロシア皇太子(のちニコライ二世)が来日した際、滋賀県大津市で警備にあたってた警察官に突然斬りつけられるという大事件「大津事件」が起きる・・・!  さて犯人をいかなる罪で裁くのか、当時世界屈指の強国露との関係を熟慮しざる得ない発展途中の日本、世間を大いにさわがしたそうな・・・

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あらむきちの『ズガンッ』

出て来ちゃった…  あらむきちの氏作品『ズガンッ』である。  ひょんな出来事、すこしの不思議、しかし何処かが懐かしい…  作品創りは自問自答に似て、自分と向き合う成分が少なからずあると考えています。結果作品の内容が陽気だったり、悲しみだったり、暴力的だったり、誠実な創作による表現である以上、評価すべきだと考えている。しかしこの優しさはなんだろう。

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オバタたばお『特霊警備員のススメ』

勝ち組というヒビキはマスメディアのサービス精神のもとで生まれた統合作業を持つ言葉である。  忽ちそれを仕分けのための言葉として認識される、がしかし大衆向けの言葉というものはあくまでのサービスの機能を持ったものであり、マスメディアを享受する側がそれによって勝ち組みに統合されるので、事実上負け組は存在しないものだと考えている。 

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山本健太郎『関係のない町』

暗闇の中のバス。  誰かが「夜」であると決めつけてよいものやら。  道の先を探しながら進む道。

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さそうあきら『Ophelia』

流されていく、一人の女の子…  『コドモのコドモ』、『神童』、『マエストロ』などの名作を世に出してきた、さそうあきら氏が絵画を作品にしたいと語り、総合マンガ誌キッチュ第五号のために書き下ろされたのは、全22ページの『Ophelia』であります。

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ひさうちみちお『創世記第四章』

「さあ、野原へ行こう」 ひさうちみちお氏弊誌連載第四弾『創世記第四章』!!  「リンゴはどんな味するだろう」 そして 「なぜアイツばっかり」

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モサパサ『彼方』

純粋という欲望と、変化という現実が同時に存在する物語は、まさしく「彼方」に繋ぐ巨大な鏡によって実現されてしまった――  モサパサ氏書き下ろし作品『彼方』――素朴な性格のペンキ職人であるアゴ介くんは、些細な幸せを彼女のユー子と分け合う毎日のはずだったか、ついに空に現れる巨大な鏡によってなにがか変わる・・・

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榛村駒鳥『繭』

搾取する側とされる側が存在すると同じように、生産する側と消費する側がある…著者のとってマンガがその創作行為と同じように、著者に原稿依頼し、台割りを決めるなどの行為が編集者の仕事であり、それがまた、著者の作品によって支えられていると決めて差し支えがないはずだ。

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阿部洋一『それはただの先輩のチンコ・其の二「チン友」』

快楽と、収集は一体両面。  収集は快楽に導く手段の一つとしてあるが、快楽はまた収集という行為から生み出されているのは、言うまでもなく・・・収集から生み出される快楽は、繰り返す陳腐行動がもたらす幸福、されとその収集の対象は、ぬわんと!

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もぷ子『晩秋』

懐かしいというのは、過去を指するだけの言葉ではない。  あの頃が良かったというのは、嘗て所有していたもの、あるいは所有していたと思い込んでいるものを欲す気持ちの現れなのだろう。また、持っていないものが欲しいというのはも、常情というものだ。

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