HOME> 本誌情報> 第六号
 

【タイトル題字】平田弘史
【表紙イラスト】ダーティ・松本
【表紙デザイン】セキネシンイチ制作室

【マンガ作品】
『錬金妖医パラケルスス』ひらまつつとむ 作品紹介NEW!
『パピリオと死体泥棒 第二回』おがわさとし 作品紹介NEW!
『わたりうたとこども』あらむきちの 作品紹介NEW!
『私の足長お兄さん』ムライ 作品紹介NEW!
『とある星で』アニュウリズム 作品紹介NEW!
『創世記第六章』ひさうちみちお 作品紹介NEW!
『アフリカの雨』日高トモキチ 作品紹介NEW!
『交差点』熊小襲(ユウ ショウシュウ) 作品紹介NEW!
『私は〇〇』もぷ子 作品紹介NEW!
『誰もおまえなんか見てねえよ!』夏目ジャネ子 作品紹介NEW!
『ヂャンク』オバタたばお 作品紹介NEW!
『フレンド登録だけでいいのに』わんわん 作品紹介NEW!
『高田馬場のお茶会』田中圭一 作品紹介NEW!
『レジスタァ☆』モサパサ 作品紹介NEW!
『ミユキ〜16の君へ〜』山本健太郎 作品紹介NEW!
『エゾ先輩』belne 作品紹介NEW!
『君のあやまり』ほし埜 作品紹介NEW!
『からだー女性エロ漫画家Rの場合ー』Cruz(クルス) 作品紹介NEW!
『天狗御夢想』はかいしんやまぐち 作品紹介NEW!
『君はチキン』ノーベル 作品紹介NEW!
『豚小屋にて』神田森莉(紙面作品解説:劇画狼) 作品紹介NEW!
『SANWE MENTA』榛村駒鳥 作品紹介NEW!

【特別企画対談】
『阿部洋一×助野嘉昭×キッチュ』 聞き手・構成:呉塵罡(ゴジンカン)

【特集】
『骸骨寺院』 廃墟探索部(稲葉渉・成宮澪)
『もはやSF!地上最強の人形劇 霹靂布袋戲』 取材・構成:呉塵罡(ゴジンカン)
『写真にうつる<カゲ>』 林田新
『京都の死にたい場所』 吉村智樹
『映画日記Vol.2』 山本健太郎

【小説】
『大人は判ってくれない』紺野まこと(イラスト:モツ子)
 

2014年12月発刊
本体価格1200円
(A5版本文450ページ)
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ひらまつつとむ『錬金妖医パラケルスス』NEW!

『ハッスル拳法つよし』『ミアフィールドの少女アニー』に『大江戸万華鏡』などの作品を発表してきた漫画家ひらまつつとむ氏、もっとも読者を驚かせたのはやはり、氏の連載デビュー作であり、週刊少年ジャンプで連載した『飛ぶ教室』なのではないでしょうか。  なんと日本が水爆の攻撃を受け、たまたま小学校内の核シェルターに避難した小学生たちと唯一の大人である先生が生き残ってサバイバルをするというマンガでした。  そんなひらまつつとむ氏の全55ページ渾身の未公開作『錬金妖医パラケルスス』がなんと、総合マンガ誌キッチュの第六号の巻頭に掲載させていただきました!

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おがわさとし『パピリオと死体泥棒 第二回』NEW!

「パピリオ 君の死体が 盗まれた」 ささやきを頼りに暗闇のなかですすむパピリオを待ち受けていたのは、昼間「ゲーム」のなかで戦った三人だった・・・ おがわさとし氏書き下ろし連載第二話、長さ33ページの『パピリオと死体泥棒 第二回』

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あらむきちの『わたりうたとこども』NEW!

蚕の繭六百をつむき それをウコンで染めた金の絹糸 上質な犬の革 鼈甲に象牙の撥(ばち) そんなもの…  最初はお父さんとお母さんが喜んでくれた、みんな笑っていた、そう、ぼくが弾けば…そう思っていた。  第五号の『ズガンッ』に続いて、第六号にはあらむきちの氏の書き下ろし作品、全26ページの『わたりうたとこども』です。

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ムライ『私の足長お兄さん』NEW!

喜びも悲しみも、人生のうち。 決して長いとは言えない人生を送った寺山修司が晩年、「不完全な死体」という言葉を遺しました。死を前にして感じたことを濃縮した、本人にとっても、我々にとっても残酷な真実を表すものでしょう。誰もか一生分の出来事を経て「不完全な死体」から「完全な死体」になるのだから… 新鋭作家ムライの書き下ろし作品、全8ページの、暖かく死の短編『私の足長お兄さん』です。

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アニュウリズム『とある星で』NEW!

遠いところに、行きたい。 ほんの少しのワガママで、しかし、遠いところに、行きたい。 「地球までお願いします」 少女の言葉は逆に、そういう気持ちにさせてくれます。それはきっと「帰郷願望」への憧れなのではないでしょうか。 シンプルだが複雑な、見る人を虜にしてしまう「絵」、それがアニュウリズム氏の作品。 5ページの書き下ろし短編作品『とある星で』です。

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ひさうちみちお『創世記第六章』NEW!

世も末だ。 なぜなら、大洪水はやってくるからです。 聖書の、お話です。 ガロの巨匠ひさうちみちお氏の総合マンガ誌キッチュ連載作品、聖書シリーズがいよいよ佳境へ! 連載第五回、8ページの作品『創世記第六章』です。

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日高トモキチ『アフリカの雨』NEW!

東南アジアと言えば、「生(せい)」のエネルギーをイメージする人もいるでしょう。今こそ大都市・経済成長などと聞くようになったものの、かつて「未開発」とイコールさせるほど、原始的というか、野生のイメージ…それがアフリカ。  しかし同時に、やはりというか、アフリカの大地を象徴する強大な「生(せい)」を支えるには、同じくらいの「死」が必要であることを、思い出させてくれたのは日高トモキチ氏の書き下ろし8ページ短編『アフリカの雨』であります。

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熊小襲(ユウ ショウシュウ)『交差点』NEW!

いきなり向けられた猟銃、エリート、そして利益を重んじる社会という名の巨塔、その崩壊そして黒ヒョウ…  すべての要素を俯瞰すると、そこにはいまの中国を集約した「何かが」を思わせるものが浮かび上がってくる―――中国在住の異色漫画家熊小襲(ユウ ショウシュウ)氏の書き下ろし作品、全30ページの『交差点』!!!

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もぷ子『私は〇〇』NEW!

「漫画家ってのは、他人にケツの穴を見せるのが商売だよ」 かつては、漫画家の先達が私に言った言葉です。 その意味が、自分の経験に元付いた解釈だが、ここ数年でようやくわかった気がします。 綺麗な絵を描くためにデッサンを学び「画力」、さらに完璧に構築されたストーリーを目指すために脚本を勉強して「構成力」というものだけを追い求めてはいけない。 なぜなら、漫画家は、自分が描けるものしか描けないので、その「もの」とは、「上手い」「下手」というものではない、あくまでも誰もが持っていて、自分以外の人間の目に触れられたくない「ソレ」です。  月刊COMICリュウの登龍門で評価される新鋭作家もぷ子氏による全19ページ書き下ろし作品『私は〇〇』です。

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夏目ジャネ子『誰もおまえなんか見てねえよ!』NEW!

時には作品が先で、時には本人が先…ともあれ「面白いマンガを描く人がいるんですよ」と、友人の漫画家に紹介された、夏目ジャネ子氏との出会いでした。  独特な雰囲気だが、優しくて人当たりがよい夏目氏、しかしまさかその作品を目にした時、あれほどの衝撃を受けるとは、思わなかった…! それがこの全16ページの読み切り作品『誰もおまえなんか見てねえよ!』であります!!!

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オバタたばお『ヂャンク』NEW!

これほどの直球マンガを、最後に読んだのはいつだったんだろうか?  おそらく終末の後、捨てられた大地で必死に生きる若者たち、機械の保護者、不器用だが優しい心の持ち主のサイボーグ少女、呪われる生き物「食人鬼」、彼らは「ヂャンク」であり、この物語の主人公である。 オバタたばお氏作品、全62ページの灼熱読み切り作品『ヂャンク』!!!

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わんわん『フレンド登録だけでいいのに』NEW!

「非実在」という造語も存在した世の中、とりあえず物語は空想、しかしそれは著者と読者の脳内での「真実」…ところがそれは決して「現実」ではない。 読者を「真実」に導くのは著者の業、しかし「現実」と一線を画するのは書き手の良心だと考えます。 さて現実ではない真実を作るために、著者はそれぞれ異なる方法だが、あらゆる努力をしなくてはならない。 飛んだ物語だが、非日常的日常のビジュアルを演出するために、最大限の努力をしたのは、このわんわん氏の4ページ超短編漫画『フレンド登録だけでいいのに』!

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田中圭一『高田馬場のお茶会』NEW!

キタ―――!!┌(┌^o^)┐┌(┌^o^)┐┌(┌^o^)┐┌(┌^o^)┐┌(┌^o^)┐  最強パロディギャグマンガの大家田中圭一氏の書き下ろし作品、全5本のショートショート1ページマンガ作品『高田馬場のお茶会』!!!  前回を続いて、今度は漫画の神様の住人があんなことやこんなことに…!!!!

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モサパサ『レジスタァ☆』NEW!

私の知る限り、もっとも異形にして最強な物語の事件と事件を繋ぐ鎖(いわゆる展開)を描く作家は、ほかにいません!  電脳マヴォでは『ラビ郎』『たこボーイ』、総合マンガ誌キッチュでは『ドリーム〜ブタ美ちゃん〜』『彼方』、毎回驚かえてくれるモサパサ氏は今回はぬわんと、四コママンガを発表することに!  全12ページの連続レジ超コミュニティマンガ『レジスタァ☆』です!

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山本健太郎『ミユキ〜16の君へ〜』NEW!

数多くの物語のモチーフにされてきた親と子。  コミックビームの『ファイトじじいクラブ』と『ウインド・ハート・ブレーカー』の山本健太郎氏が描くと、どうなるのか…!?  これまでにない健太郎マンガ、全12ページの書き下ろし作品『ミユキ〜16の君へ〜』!!!

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belne『エゾ先輩』NEW!

この匂いは、覚えがある。  社会と秩序に疑問を抱き、果たして「お上」とはなにか、学問(アカデミズム)とはなにか、人は団体のなかで個体としてどう生きるべきか…若者たちは問い、エネルギッシュに動き回っていた。  筆者はその時代の経験者ではないが、その匂いが懐かしく感じます。  匂いの発生源は、belne氏による全8ページの書き下ろし、『エゾ先輩』です。

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ほし埜『君のあやまり』NEW!

私に群れるものはなにか… なぜ私に群れるのか… 私とはなにか? ほし埜氏の第五号『さよなら三角』に続いて、全14ページの読み切り作品『君のあやまり』です。

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Cruz(クルス)『からだー女性エロ漫画家Rの場合ー』NEW!

大阪、猥雑にして心地よい空気の多国籍の雰囲気が漂う町の隅、始めて漫画家のGruz(クルス)氏と、友人の紹介で出会いました。  女性向け成年漫画で活躍している氏は、しかし、読者のニーズに応えるために多くの作品を制作してきたものの、もっとなにかが、氏から感じものがありました。  そして氏が第六号のために書き下ろしてくださったのは、全6ページの短編読み切り作品『からだー女性エロ漫画家Rの場合ー』であります。

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はかいしんやまぐち『天狗御夢想』NEW!

睡眠薬自殺を企む少年の夢に入ってその命を救ってしまうサキュバス、河童に尻子玉を抜かせる少女…  とてもインパクトのあるはかいしんやまぐち氏はしかし、ジェンダーを題材にした作品を大胆に表現として成立させていることから、やはりペンネームには「はかいしん」という名前ほかならないと感じています。  そんな氏の書き下ろし読み切り作品『天狗御夢想』は、16ページのなかに男が想像する勝手な思い込みを遥かに超える心情描写が濃縮されています。

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ノーベル『君はチキン』NEW!

ネットコミックまとめサイトではアクセス数上位常連、ほぼ毎日更新される連続四コマコミック『僕と宇宙人』が総合マンガ誌キッチュにやってきた!!  地球語(日本語)がよくわからない超可愛い宇宙人転校生そらるり、戸惑う学級委員の山本くん、エリート令嬢白鳥さん、愛に渇く中年手前の女先生、大胆な変態(?)マスク男の轟、意地悪執事の籠屋、やる気のない岸先生、元傭兵疑惑のメイトさん、洗濯機から登場するご両親…まだまだいます!  これら魅力的なキャラクターたちを生み出してきたノーベル氏が描く3ページの超短編番外エピソード、岸先生が学校の先生になる直前の出来事『君はチキン』!

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神田森莉『豚小屋にて』(紙面作品解説:劇画狼)NEW!

最強怪奇少女ホラー漫画家神田森莉氏がやってくる! とても、ヤバイです!  どれだけヤバイかと思いますと、ほんとうにヤバイです!  残酷、だけではない、奇想としか言えない、時々には哲学(?)的、とにかく問答無用なのが、神田森莉氏の作品なのでしょう!  氏の新作、完全書き下ろし全36ページの(気持ち的)ジェットコースター大爆発物語『豚小屋にて』に、黙る子も泣き出す!

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榛村駒鳥『SANWE MENTA』NEW!

心象世界(榛村ワールド)へようこそ! 数回渡って総合マンガ誌キッチュで作品を発表してきた榛村駒鳥氏は、謎のまま、さまざまな作風でその視覚と感性を発信してきました。そして今回の主人公とともに謎の空間へと誘ってくれます。  全6ページの書き下ろし短編作品『SANWE MENTA』では、登場人物は異世界とも言える空間で彷徨ってみせるが、何処かでユーモラスを感じさせながら、作画の過程を想像するだけで気が遠くなるような描画は前を増して、我々の目に飛び込んできます。

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